テキスト版:五味弘文氏 – 未来への贈り物 ~Present to the Future~ vol.46

第46回「親子の日」オンライン・トークライブのゲストは、お化け屋敷プロデューサー・五味弘文さん。ブルース・オズボーンとの30年以上にわたる創作秘話、お化け屋敷に“ミッション”を取り入れた発想、日本と海外のホラー文化の違い、そして「冒険を続けよう」という未来へのメッセージまで、創作の原点と人生観を語っていただきました。2026年5月23日にライブ配信されたトークのハイライトをテキストでお届けします。

Michael/マイケル

マイケル・ジャクソンの伝記映画「マイケル」を観てきた。主演は実の甥ジャファー・ジャクソン。本人映像を使えばいいという声もよく聞くが、それとはまったく違う体験だった。冒頭こそ「あれ、似てない」と思うのに、物語が進むにつれてどんどんマイケルそのものになっていく。

フォー・オール・マンカインド

もし、ソ連が人類初の月面着陸を成し遂げていたら——。

たった一点、この「改変」から物語は始まる。

1969年、アポロ11号が月に辿り着く前に、ソ連の宇宙飛行士がそこに立っていた——そんな世界線を舞台に、宇宙開発競争が終わらなかったら歴史はどう変わっていたかを描く、Apple TV+の超弩級SFドラマが「フォー・オール・マンカインド」だ。

「短い杖」

年老いたあなたは、足腰が随分弱くなり、歩くのも大変な様子になっていた。一緒に店へ行き、母さんが選んだのは、安価で地味な木の杖だった。もっと高級なものにしたら、と言ったら、目立たないから、これが良いと、小さな声で言った。