「親子の日」の行方
〜「命の重さ」
が合い言葉〜

先月発行されたTHE 写真館 vol.106に、「親子の日」便り2018年新年号が掲載されています。写真館は今年も「親子の日」を応援して下さるということで、とっても心強いです。以下に、THE 写真館 vol.106に親子の日普及推進委員会代表の井上佳子が書いたメッセージを紹介します。

 

人類の起源から30万年。

以来、人間は地球上に生きる3000万種の1種として、親から子どもへと命の連鎖を重ねてきました。

かつてアフリカを旅した時、「命がここから誕生した」と実感した衝撃は、「命の重さ」として私の中に今も強く宿っています。

 

そんな私にとって、ブルース・オズボ―ンが撮影を続けている「親子」という写真のシリーズは、「命の重さ」という私自身の思いを更に深めてくれるテーマでもあります。

 

オズボ―ンが大発見した『英語では「parents and children」という、一人ひとり、個の存在なのに、日本語だと「親子」は一つのユニットだ。』という、この日本の文化の特徴をだいじなメッセージとして、「親子」を通じてさまざまなことを考えるきっかけになって欲しいと、7月第4日曜日を「親子の日」といたしました。

 

親から子へと引き継がれていく「命の重さ」を真摯に受け止めることは、現代社会が抱える諸問題、少子化、高齢化、貧困、環境破壊、争いごとなどを解決するための大きな鍵となるはずです。

 

「親子」は、国境も文化も宗教も超える世界の共通語!

生を受けたことに感謝できる社会を、みんなの努力で築きませんか?

 

2018年は、2020年のオリンピックに向けての企画実現のために、また2022年に向かえる「親子の日」20回目へと続くだいじな年。みなさまからの更なる協力をお願いいたします。

 

「親子の日」は、あなたと育てる「未来への贈物」です!

〜Present to the future〜

井上佳子/親子の日普及推進委員会代表

 

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