日本外国特派員協会(FCCJ)で開催中の「親子写真まつり」に展示中の写真家を順次紹介させていただきます。
Bruce Osborn (USA)
津波の直後に息子は船を安全な場所に避難させるために目の前に迫る山のようなウネリを越えながら沖にでました。それは先人の言い伝えだったからです。家族とは連絡が取れないまま長く苦しい夜を過ごした翌日の朝、港に戻ると、跡形もなく港が消えていたそうです。幸い家族が無事だったとわかった時の安堵感ははかりしれません。
本展覧会のキューレーターで「親子」の写真を40年間に割って撮影を続けているブルース・オズボーンは、「親子の日」のオリジネータートして、また、様々なテーマににチャレンジする写真家です。
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東日本大震災 / 福島県相馬市 / 2011年