親子の日普及推進委員会では、ネット投票にご参加くださった皆さまのご意見を参考に、第19回「親子大賞2025」として、写真家・森下一徹(もりした・いってつ)さんと、その娘である森下美歩(もりした・みほ)さんを選出いたしました。

故・森下一徹さんは、半世紀近くにわたり被爆者の姿を撮り続け、国内外で核廃絶を訴えてこられた写真家であり、NPO法人世界ヒバクシャ展の創設者でもあります。また、ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)に対しても、貴重な写真資料を提供し続けました。

その志を引き継いだ美歩さんは、父が遺した一枚一枚の写真に込められた祈りとメッセージを真摯に受け止め、平和の大切さを伝え続けています。その姿は、「親子」という枠を超えて、人と人、国と国、そして時代をもつなぐ希望のバトンを、私たちに手渡してくれているかのようです。

このたび美歩さんには、「親子の日」より表彰状を、そして協賛企業であるチョーヤ梅酒株式会社より副賞が贈呈されました。

なお、掲載の写真は「親子の日」当日、2013728日に撮影されたものです。

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