今月の一冊は、角田光代さんの「さがしもの」(新潮社)です。
この「さがしもの」は、表題作を含めて人と本にまつわる9つの
短編が収められています。
ご紹介くださったTSUTAYA BOOKSTORE岡山駅前にお勤めの
大出久美子さんは、この「さがしもの」を読み終えて
「私の人生に本があって良かった」と感じられたそうです。
母親の影響を受けて幼い頃から本が好きになり、
いろいろな本を手に取りまた人に勧められて、
たくさんの本とともに思い出や人生を形作られた大出さん。
本書にある「本っていうのは、世界への扉」というの一節は、
まさに強く共感が持てる言葉だったのでしょう。
こんな本への愛が満ちている大出さんオススメの一冊は、
あなたもその扉を開いてみたくなるのではないでしょうか?