子育てで大事に思うこと
Oyako Day Editorial Team 2018年6月26日

はじめまして。今回、「子育て」に関しての自分の経験や思い出を備忘録として書かせていただく事になりました島田まきです。
「思い出」というと、子育てが終わり、いわゆる「子育て成功者」と、思う方もいらっしゃるかと思いますが、「只今、子育て奮闘中」でして、同じ想いや涙した事などを共感できる場になればと思っております。

 

先ずは、簡単な自己紹介です。
1999年に、フランス料理シェフ島田哲也と結婚。翌年、2000年に長男・龍斗(りゅうと)が生まれ、2003年次男・楓土(かぜと)、2007年には3男・櫂人(かいと)が生まれました。日々、3人息子の母として奮闘中。わたし自身は、明治生まれの武道家の父とお姫様のような薬剤師の母の末娘です。父、母と料理上手なお手伝いさんの影響もあり幼い頃から、お飯事をするように幼い頃から台所で過ごしました。
一度は、他業種に就きますが、料理を作る楽しさが、忘れられなくて、一番好きだったフランス料理の門を叩きました。後、フランス料理店開業する夫と結婚。それからが、私の本当の修行でした。調理場、ソムリエを経験。子どもが生まれてからは、働きながら育児と食の工夫をしていることが、徐々に、メディアに取り上げていただきました。目の前の事を一つ一つ積み重ねていった15年の経験で、2013年に、もっと身近に料理の楽しさを伝いたいと自宅にて料理教室を主宰しました。

 

「子育てで大事に思うこと」

私の子育てで、一番大事にして居ることは、単純で「人を愛せる人になって欲しい」ということ。人を愛せれば、その人を守りたいし、その人のために頑張りたい、そして自分を大事にしたいと思ってくれると信じています。
そして、この世の中で何があっても「愛情」を受けて育った事を忘れないで欲しいと思います。赤ちゃんは、子供になり、青年になり、大人になります。徐々に母親とは、少し距離を置くのも普通です。でも、たくさん撫でて、できる限りスキンシップをとって、そして言葉に出して伝えて欲しい。子供達は生涯、温もりを忘れないでしょう。親子は、過ごした時間の長さではなく、温かな温もりの深さなのです。

 

「ある日の温泉旅行」

わが家は、飲食店を経営していて、世の中の休日が繁忙期になります。だから幼子を連れては、なかなか行けません。その時期の話です。
明治生まれの父に育てられた私は、子育てには厳しいところがあり、今日くらい良いよね。的な、「甘いこと」はあまりしませんでした。よく、友人には「軍人教育」(笑)なんて言われたこともありました。だからこそ成功した作戦だったのかも知れません。

いつもの夕方、子供たちとテレビを見ていると「温泉番組」が始まりました。そこでは、広々とした和室に布団が敷かれ、タレントがビールやつまみを楽しみ、気持ち良さそうに温泉に入る様子が映ってました。
親が思う以上に子供は、自分たちの環境を読む力を持っているんですよね。「どこに連れて行って!」なんて言わない息子達の姿に、母親としては切ない思いをした時もありました。テレビを見ている子供たちに「お飯事」ならぬ「温泉ごっこ」をしよう!と提案。子供達は、初めは訳がわからかったようですが「エイエイオー!」「わ〜い!」と大喜び。みんなで「チュー」したりと大騒ぎです。

先ずは、リビングのソファーを、子供たちとよいしょよいしょとダイニングに押し避けて、リビングを大広間風にして、小さなちゃぶ台を持ち込み、子供部屋から布団をひっぱり出して一面に敷きます。もう、この頃には、テンションマックスです。そしてお風呂は、好きな入浴剤を自分たち選ばせて(もちろん、この時ばかりは、3袋入れても怒りません)変な色になった風呂にみんなで入り、「(絶対普段には無い)風呂上がりのジュース」を飲み干して、上の子は、下の子の服を着せたりして布団でゴロゴロ。

夕飯は、すぐに出来、簡単に食べれるご飯で十分です。ママものんびり、子供達ものんびりですからね。仕上げに、アイスを食べながら、いつもより遅くまで起きたりして、深夜に帰宅のパパもビールを持って合流です。床の上に布団なので大人には少々、身体が痛いのですが、我が家の一泊2日の温泉旅行は、いつまでも楽しい思い出なのです。

島田まき

 

 

「食を通じて幸せを」をコンセプトにした料理研究家の主宰する家庭料理教室 Makicooking Studio

公式ホームページ    http://makicookingstudio.com

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